
それからはいつもの電車で通学することにしました、
その時間が一番都合がよかったので。
香織さんも同じ電車・同じ車両に乗っていて、
5駅だけの朝のデートですね。

はじめはなんだかくすぐったいような感じでしたよ、
綺麗なお姉さんと挨拶を交わし親しげに話す事がね。

香織さんって幾つだったんだろう?
1度聞いた事があるんですけど、
「20代よ〜(~_~メ) ピクピク。」その言い方がチョッと怖かったので、それ以来口にする事はありませんでした。

やはり、香織さんはショタだったんですかね。
私が電車に乗るといつもどこかしら触っていたし、
時には抱きかかえられたりしたし。。。
満員電車の中だからあまり多くは話さなかったんですが、
私の話をいつもニッコリ微笑みながら聞いていました。

そんな日がしばらく続き、夏休みに入りました。
当時テニス部に入っていた私は、夏休みもあまり関係なく学校へ通っていたんです。
なんでテニス部に入ったかって?
私の好きな恵美(仮名)ちゃんが入っていたからですよ。
でも練習は嫌だったなぁ、球拾いだけだったし。
用具を出して、ネットを張って、走って、球を拾って、また片付ける。
それを延々と繰り返す日々、つまらなかったなぁ。

そんなある日、
部活からの帰りに乗り換えのターミナル駅で、
また後ろから肩を叩かれたんです。
そう、香織さん。

「よっ、エロビス!元気だったか?
うわぁ〜、焼けたねぇ!!どこの国の子供だよ(笑)」
いつのまにか香織さんに呼び捨てにされていましたね、
もしかしたら最初からだったかもしれません。

「香織さん、こんな時間になにしてるの?会社は?」
午後3時位だったかな。
「打ち合わせがあって社外に出てたの、早く終わったからサボり。」
いたずらを見つかった子供のような顔で、そう言ったんです。
大人の女性のそんな顔を見て、
(かわいいなぁ〜)なんて思っていた私ってどうよ?多分演技だったんだろうけど。

「デートしようよ!せっかく会えたんだからさ。」
「えええ、いいよぉ。だって、部活の後だし汗かいてるし・・・。」
私は新陳代謝が非常に良く汗っかきなくせに、
自分の汗の臭いやベタベタするのが嫌で、
夏は1日3〜4回シャワーを浴びています。
「えええ、いいでしょぉ〜。」
私の口ぶりをまねて、香織さんはそう言いました。
「大丈夫、臭くないから(笑)。そうだ、ウチでシャワー入ったら?それからデートしよう、そうしよう。」
一人でそういうとさっさと歩き出して、
「ほら、早く行くよ。」強引な人だったんだ。

香織さんの家は私の最寄り駅からさらに郊外へ行った所で、まだ緑も多くのどかな感じでした。
「この辺はまだ田舎でしょ〜。」
「そんな事無いですよ、でも何にも無いですねぇ。」
パシッ!笑いながら引っ叩かれた。

香織さんの家は、駅から歩いてすぐの大きなマンションでした。
その高級なエントランスに、
(すっげーー!)なんて驚いた記憶があります。

エレベーターに乗ると、
「うふふ。」なんて香織さんは笑っていた、
(やばい!やばい!やばい!やばい!)私の危険察知レーダーはレベルMAXだった、
まったく反応遅すぎだよ。
テーマ:思い出(*′ω`*)ノ゙ - ジャンル:恋愛
- 2005/10/15(土) 16:43:45|
- 電車での出来事 《香織さん》
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0